続きです。
フランスの地面になら、きっと徒歩でも入れそうな町バーゼルで足止めを食らった、
海外旅行初心者の私たち。
私の頭には、フランスに行っても何も動いていないのなら、このままスイスに残って、
スイスの旅程だけ遂行したらいいのではないの??という考えがよぎっていました。
しかし、そうなるとパリのホテル二泊にモンサンミッシェルのバスツアーもキャンセル、
フランスからスイスへの移動のTGVもキャンセルしなければいけません(もちろん全て返金はなし)。
今日と明日のスイスでの宿をとって、変更の行程のチケットも新たに取ることに。
気が遠くなりそうになりながらはるちゃんと私の頭に浮かんだのは、
この旅行の電車のチケットを手配してくださった白川さん
。
幸い、早朝から動いていたので、時差を考えても日本はまだ夕方。
メールにすぐ気づいてくださるか不安が頭をよぎるのを振り消しながら、メールしました。
ようやく旅行が始まったものの、スタートからフランスのストライキに体当たりしてしまい、
動けなくなってしまったこと。
今、バーゼル空港にいること。
今日中にフランスに入らなければ、予定が狂ってしまう事。
すると・・・・
本当に早く、マッハのスピードで返信をくださったのです!!
おまけに、出来るだけ早く今日中にパリに入れる手段を返信するので、とにかく
電車のバーゼル駅に戻るようにと、なんともすぐには信じられないような心強い内容だったのです。
スイスの国内では、今日フランスには絶対行けないよ~という雰囲気が漂っているのに、
日本にいる人が、動いている乗り物を調べてくれる????
少々及び腰になっている私でしたが、はるちゃんも息子もその提案についていきたいと言ったので、
まずは、バーゼル駅に戻ることにしました。
続く